2020.03.12
【Global Mobility Service】会社説明
当社のサービスに関し、人事担当がご説明いたします。
世界には、ローンなどのファイナンスを利用することができない貧困層や低所得層が17億人(※注 2017年当時、2021年時点で14億人)います。
彼らは車さえあれば働くことができるのに、信用がないためにローンを組めず、車を所有することができません。
ライドシェアサービスで働くドライバーも多くいますが、彼らは車両のオーナーへ高いレンタル料を払って仕事をしているため、貧困のサイクルから抜け出すことができません。
新興国ではGDP成長率が高く、平均年齢も低い一方で、銀行口座保有率が低いため、ファイナンスの機会に恵まれず、若者たちが活躍する場が限られているのです。
私たちGMSは、国連で採択されたSDGsの中でも一丁目一番地の「貧困」問題に向き合い、金融機関や自動車メーカーが取り残すしかなかった人々に対しFinTechサービスを提供しております。
遠隔で車のエンジンを起動制御することができるIoTデバイスの「MCCS」と、車両の様々なデータを集めて分析する「MSPF」を独自に開発しました。
万が一、返済が滞った場合には、車のエンジンを起動制御して支払いを催促するという仕組みです。
また多くの金融決済システムと連携しているため、支払い完了後には、すぐにエンジンを起動し、車を使用することができます。
この技術を活用したFinTechサービスを金融機関に提供することで、働く意欲のある人が自動車ローンを組むことが可能になります。
完済したドライバーは、「自分のトライシクルを手に入れ貯金もできるようになり、家族みんなで喜んでいる」と語ります。
また、トライシクルを持つという夢をかなえたドライバーが車を持つという新たな夢を抱けるようになるになりました。
また、MSPFは、走行データを分析し、ドライバーの働きぶりを可視化することができます。
これを金融機関とデータ連携することによって、ドライバーの信用を創造し新たなファイナンスの機会を提供しております。
ドライバーは「GMSのおかげで子供のサポートもできる。学資ローンを組んで、息子を学校に行かせたい」と話します。
GMSは「モビリティサービスの提供を通じ、多くの人を幸せにする」という経営理念の下で、「真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する」というビジョンの実現に向け取り組んでおり、フィリピン、カンボジア、インドネシア、日本でビジネスを展開しております。
当社FinTechサービスを利用した車両の走行距離は1億2000万㎞を超え、それに伴って社員数も約270人となりました。
GMSでは、入社1年間から海外や日本で活躍することができます。
皆さまの挑戦が、世界の17億人を救います。ご応募をお待ちしております。
※本記事の情報は執筆当時のものです。詳しくはお問い合わせください。