軽貨物ドライバーの稼ぎってどのくらいなのでしょうか。 最近流行りのお仕事なだけに気になっている人も多いかと思いますが、これは雇用され社員という立場で働いているのか、あるいは個人事業主として働いているのかによって異なります。それぞれについて詳しく見てみましょう！

雇用されて働いた場合

雇用されている軽貨物ドライバーは、立場としては「社員」になります。 社員に関しても正社員、契約社員に分類されますが、正社員の場合の月収は30万円～50万円が相場とされています。 残業時間や経験年数などによって左右してくる部分があるようです。
契約社員の場合も時給換算で、月収は30万円～50万円程度が相場となります。契約社員の軽貨物ドライバーの場合、仕事量ではなく、あくまでも時間給になることがほとんどです。 　

個人事業主として働いた場合

軽貨物ドライバーを個人事業主として取り組む場合、月収に関しては取り組み方次第です。例えば空いた時間で副業感覚に取り組んでいる個人事業主もいれば、軽貨物ドライバーをメインのお仕事として取り組んでいる軽貨物ドライバーもいます。 そのため、取り組み方によって月収は異なるのですが、平均月収としては本業として取り組む軽貨物ドライバーであれば45万円前後とされていますね。
ただし、個人事業主の軽貨物ドライバーの場合、時間給や固定給ではなく歩合になることがほとんどですので、
自分の腕次第！といった要素は大きそうです。

慣れていないエリアで効率よく配達できない時には収入効率は低下しますが、経験を積んで効率よく多くの荷物を運ぶべるようになれば収入の増加は見込めるということですね。
最近多くの個人事業主ドライバーが行っているAmazonフレックスに関しては、ブロック（時間）ごとのオファーとなりますが、こちらもその時間内で決められた荷量を早く運び終えることができれば、時給換算での報酬を増やすことは可能です。
最初の方は慣れなくて時間いっぱいかかってしまったり、もしくは配りきれなかったという方も多いですが、
慣れてくると早く配り終えて「後は違うお仕事を♪」なんて働き方をしている人もいるようです！

軽貨物ドライバーの手取りは？

月収はそっくりそのまま受け取れるものではありません。 様々な物が引かれ、手にできるのは「手取り」と呼ばれる差し引き額です。そこで手取りに関してもそれぞれ見てみましょう！

雇用されて働いた場合

雇用されて働いている軽貨物ドライバーの場合、引かれるものは社会保険、厚生年金、住民税、所得税となります。これらは概ね所得の2割程度になりますので、手取り額としては25万円~40万円程度になります。 しかし、大手運送会社であれば様々な手当てがつきます。ボーナスはそのうちのひとつで、正社員ですとボーナスが支給されるところも多いですし、後は無事故無違反の優良ドライバーに対して臨時ボーナスを支給する会社もあるようです。
ボーナスに関しては運送会社によって異なりますが、個人事業主として働いた場合にはないメリットだと言えるかも知れません。

個人事業主として働いた場合、経費もさることながら支払わなければならないものが多いです。
正社員の場合、給与から自動で差し引かれた額を手にしますが個人事業主の場合、まずは自分が手にし、そこから支払うことになります。
具体的に支払うものとして、税金ですと「所得税」「住民税」「消費税」「個人事業税」の4つが挙げられます。
また、個人事業主の場合、仕事で使用する物も全て自ら用意しなければなりません。
配送車両や車両の動力源となるガソリン、車両を補完するための駐車場、荷主との連絡が発生するケースもあるので、仕事用のスマートフォンも持っておいた方が良いでしょう。

ここで、主なモデルケースを挙げてみましょう。
一例として、個人事業主として50万円稼いだとします。 そこからの差し引きを以下とすると、、、
・経費
　車両：４万円～６万円（リースなどの場合）
　駐車場料金：15,000円（必要な場合）
　スマートフォン月額料金：5,000円
　ガソリン代：20,000円
・税金関連
　６万円～７万円

これらを計算すると、月額の手取りは35万円程度となります！

これだけ見ると、個人事業主として働くって大変だな、、と思われるかも知れませんが、
数年後、雇用されていた場合だと自分のものにならない車両が、個人事業主の場合リースやローンの支払いが終わるとその時点から車両代が浮くので、手取り自体はここから増えることも考えられますよね♪

どれくらい働いたらどのくらい稼げるの？

個人事業主の場合、頑張りが収入に直結しますが、頑張り方によってもまた、収入が変わります。
そのため、個人事業主の軽貨物ドライバーの場合、効率よく配達できるかがポイントです。
効率よく配送している軽貨物ドライバーの場合、時給が2,500円や3,000円を超えるケースもあります。
仮にですが、時給3,000円で1日8時間働いた場合、日給は24,000円です。
週に5日ペースで月収48万円、週に6日ペースで月収57万円前後となります。
しかし、配送効率が悪く、時給が1,500円、あるいは2,000円程度の場合、8時間労働だとして日給は12,000円から16,000円。週に5日で月収24万円から32万円、週に6日ペースで28万円から38万円程度の月収となります。
こちらから経費や税金を差し引きした金額が手元に残るものだということですね。

他にも、収入例は以下のような記事でも取り上げられていますので
是非参考にしてみてくださいね♪
「サラリーマンより高給料？軽貨物ドライバーの手取りはいくら？」
軽貨物ドライバーの手取りどのくらい？徹底検証
軽貨物ドライバーで月収100万は稼げる？軽配送の年収/手取り収入まるわかり

いかがでしたでしょうか。
軽貨物配送ドライバーとして働く際のイメージが少し具体的になりましたか？
軽配送のお仕事を考えられている方の参考に少しでもなれば幸いです♪

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